NHKBSプレミアム「平成万葉集」より

 NHKBSプレミアムの特集「平成万葉集」第2回(4月24日)放送には、毎年8月に岩手県盛岡市で開催されている「短歌甲子園」に出場している現役の高校生から大会のOBOGまで6人が出演されていました。

・スカイマーク、Skype、空をつなぐものイヤホン越しじゃない声がほしい  吉村 桃香

・風がうたひわたしがうたふあかるさのはるなつあきふゆどの明日も明日  浅野 大輝

 吉村さん、浅野さんは「短歌甲子園」出場がきっかけとなり、高校卒業後も短歌を作り続け、若手歌人としてともに活躍されています。

・冬の夜の星みちたりてこの街のそれぞれの持つうつくしき自慰  大幡 浅黄

・コーラにもカレー粉にもある香料のようで私に必要な君  袖山 空大

・ケーキからフィルムをはがすときに似た心地で剥いでく君のブラウス 林 里美

 3人は茨城県立下館第一高等学校に在籍中の現役高校生。同校文芸部は2017年・2018年の「短歌甲子園」で団体戦連覇を達成しており、各方面から注目を集めています。放送では3人の短歌への想いが率直に語られていました。

・男と女だからトイレは別行動……中野ブロードウェイで悲しい 武田 穂佳

 武田さんは岩手県立盛岡第四高等学校在学中の2015年に「短歌甲子園」の団体戦で優勝。その後、「短歌研究新人賞」を最年少で受賞するなど活躍されている注目の若手歌人の一人です。

 6人の作品を読みつつ、それぞれの人生にもたらす大会の意味を改めて実感するとともに短歌という詩型の豊かさを感じています。







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